Interview

社員インタビュー

Partner
福永 啓太
Keita Fukunaga

入社年月: 2014年4月
経験領域: 独占禁止法・競争法規制にかかる経済分析、訴訟・仲裁における損害算定
出身地: 徳島県
出身校: 神戸大学(法学博士)・アイオワ州立大学(農業経済学博士)
リフレッシュ法: スポーツ(テニス、スノーボード、ジョギング)・週末、子供と遊ぶ

日本企業の国際競争力強化に貢献する、その実感 

「新しいことを自分でやったほうが面白い。元の組織に留まっていたら、ここまで自分の挑戦をサポートしてくれる環境を得られただろうか。」

公正取引委員会での勤務を通じ、独占禁止法・競争法に関する経済分析の専門性を磨いた福永啓太。当時、公正取引委員会での勤務を終えた彼の前には、元の会社へ戻る道と、アリックスパートナーズでの新たな挑戦に身を投じるという2つの道があった。

「当時のアリックスは、日本における経済分析のプラクティスをまさに立ち上げようとしていました。それは、まだ形のないものをゼロから作り上げるエキサイティングな仕事。『新しいことを自分でやったほうがおもしろい』 。その決意のもと、入社を決めました。」

アリックスでの環境は福永の期待を上回るものだった。アリックスには、アントレプレナーシップ(起業家精神)を尊重し、新しいビジネスを積極的に支援する文化が深く根付いていた。

「アリックスは起業家精神を尊重する会社で、組織として新しい取り組みを積極的にサポートしてくれます。雰囲気作りや予算の確保だけでなく、ターゲットの設定や、戦略立案・実行に関する具体的なアドバイスなど、個人の挑戦を組織として後押しする体制が整っています。」

一例として、創業者のジェイ・アリックスが自ら培った知見を共有する、次のような取り組みがある。

「創業者であるジェイの経験談をダイレクトに学べる『Jay Talk』という社内コンテンツがあります。彼自身が若い頃にどうやって顧客を開拓し、関係を構築し、チームを大きくしていったかという、実体験に基づくヒントやアドバイスが詰まっています。個人の経験を組織全体で共有し、『こうすればもっとうまくいくのでは』と組織全体で知見を高めていく文化があるのです。実際、自分がビジネス開拓で壁にぶつかった際、『Jay Talk』で得た具体的なヒントが突破口になったことがありました。」

福永が大切にするコアバリューは「チームワーク」だ。アリックスが手掛ける案件は、企業の命運を左右するような、複雑で困難なものが多い。福永が支援する訴訟や規制対応もそうだ。緊迫した局面を乗り越えるためにこそ、真のチームワークが不可欠となる。

「個々の分野の専門家が、当たり前のように連携し、1つのチームを組んで難局に立ち向かうクライアントを支える。それがアリックスパートナーズのアプローチです。」

アリックスに集まるプロフェッショナルの共通点について、福永は「問題解決型の人間」と表現する。

「机上のロジックに終始するのではなく、目の前の問題に対して、あらゆる合理的な手段を使ってどう対処していくかを泥臭く考え抜く実務家集団です。私の専門である経済分析においても、現時点で得られる情報とデータで何ができるか、最善策を突き詰めて実施することに重きを置いています。実践的な姿勢は当社においてグローバルで共通するものであり、だからこそオフィス間・異なる専門分野間の連携が非常にスムーズです。」

さらに福永は、シビアな局面に対峙する際に心がけていることを語ってくれた。

「複雑な案件の多くは、さまざまな利害関係者の思いが絡み合ってきます。ここで大事なのは、彼らと敵対するのではなく、それぞれの利害を理解すること。その上で、私たちが本当に守るべき価値、端的には、「会社の価値」や「ビジネスの価値」は何かを見据え、その価値を守る最善策は何か、という軸をぶれさせないことです。利害関係者の思いを同じベクトルに束ねながら、究極の価値に向かっていくことが大事だと思います。」

こうした難度の高い業務に10年以上携わり続けてきた福永の原動力は何か。社会的なインパクトへの実感と、知的好奇心だ。

「社会的に影響の大きな案件に携わり、自らの貢献を体感できること。そして、知的なハードルが高い問題に挑み、解を見出したときの満足感は格別です。特に、日本企業が、海外の規制当局や外国企業と対峙するような案件をサポートできたときは、大きなやりがいを感じます。『日本企業の競争力強化のために』貢献できているという確かな実感が、原動力になっています。」

パートナーという役職になった今、彼の視線は自らの成長だけでなく、チームの未来、そして次世代の育成にも向けられている。

最後に、東京オフィスに入社を検討する方に、福永からメッセージをもらった。

「当社でご一緒したいと感じさせていただける方は、大きな目標に地道な努力を積み重ねていける方だと思っています。経済分析の仕事では、データや分析の細部に注意を払い、しっかりとした分析を実施するという、確かな力が求められます。特にジュニアレベルのうちは、質の高い分析を常にアウトプットすることを心がけてほしい。その上で、将来的には自らのビジネスを自分の力で切り開くという気概、『アニマル・スピリッツ』を持ってほしい。目標に向かって自らやるべきことを見つけて積極的に動いていける人は、アリックスにフィットすると思います。」