私たちが実行したこと
・Strategic Sourcing(戦略的調達)
・Supply Chain(サプライチェーン)
クライアントは業界におけるリーディングカンパニーで、現在は国内に数百店舗、アジア圏にも出店するレストランチェーン。当時は株主変更に伴い、海外展開を含めた新たな成長戦略・収益力強化を目指した直接材(約500億円)・間接材(約500億円)のコスト削減施策の策定・実行に着手しつつあった。
アリックスパートナーズでは、直接材のうち主要食材4種(約165億円)のコスト削減を実施。19週間でコスト削減の交渉合意までを目的としてプロジェクトをスタートした。削減目標額は7〜12億円。
本プロジェクトのスムースな立ち上げを目的として、アリックスはPMOロールを果たすよう依頼を受けた。
まず、直接材費用の全体像(金額・調達先、過去の交渉状況等)を把握。アイテムごとに仕様・年間消費量を明文化し、コスト削減アプローチと目標額を特定した。
その後、コスト削減の交渉プロセスを分解して取組み優先事項を順位付け。プロセスごとのデッドラインを設定した。
担当者ごとに交渉の進捗状況を確認するためのダッシュボード・モニタリングツールを設計・作成。自走できるまでの間、定期的にモニタリング会議を開催し、プロジェクトを主導した。
アリックスパートナーズのPMOロール終了時点で、当初の削減目標額を上回る20億円(年額ベース)のコスト削減を達成。
価格交渉の基盤となる、業界概要・コスト構造・RFI/RFP等の交渉ツール・交渉ノウハウをクライアントに共有。また、商品調達部門が効率的・効果的に交渉を推進するためのツール(プロジェクトマネジメントツール・モニタリングツール)を設計、クライアントに提供した。
こうした新たに導入したツールや共有ノウハウを用いて、クライアント自らがコスト削減プロジェクトを主導。プロジェクト終了時点では、26億円(年額ベース)のコスト削減を獲得した。
アリックスパートナーズは追加的に、メニュー構成変更によるコスト削減検討、大手広告会社での実務経験があるプロフェッショナルをアサインしたマーケティングコスト削減支援、人員削減と食材廃棄の見直しによる店舗オペレーションコスト削減、都心部での展開を図る新業態検討など、複数のプロジェクトをクライアント企業から受注。すべてを着実に実行し、具体的な成果を上げた。
26億円
の調達コスト削減