私たちが実行したこと

・Revenue Growth(収益の増加)

・Product Development(製品開発)

クライアントはグローバルに展開する日本有数のエレクトロニクス企業。当時は4年来の売上停滞が株式市場で厳しく評価されており、新たに発表する中期経営計画では、説得力のある成長戦略が求められていた。社内各部門では、現事業部門と隣接する領域でのイノベーションの計画を策定して、全社中期経営計画へと反映していた。

一方で本社の研究開発部門では、自社の事業領域と関係性の深い、デジタルエマージング分野とクラウドビジネス分野からどのようにして新規事業機会を探索、特定するかが課題になっており、外部専門家を招聘して行うことになった。この新規事業機会について調査するよう依頼を受けた。

市場のメガトレンドとして、1)社会・文化、2)企業・産業、3)規制、4)技術の4つの側面について分析した。

各種文献データの調査に加え、ターゲットユーザーを対象として、顧客のエンジニア、および20代のデジタルネイティブ世代を中心にインテンシブグループインタビューを行い、デジタルデバイスをとりまく生活パターンの分析、および市場のアンメットニーズ(潜在的需要)を掘り下げた。

事業機会として、先進国では、①教育、②娯楽、③企業経営、④介護・育児の4つカテゴリーでの事業機会、エマージング市場では、アジア・アフリカに対するクライアントブランドの浸透のための事業機会を探索した。

新規事業領域として、先進国では11の事業機会、エマージング市場では、2つの国を特定し、市場規模を推定した。

事業機会が成立するシナリオを、メガトレンドから論理ツリーで展開し、将来事業機会が現実になる時のユーザプロファイルを、ペルソナ(仮想の顧客像)を活用して分析した。上記の事業機会の一部が、クライアント企業の中期経営計画に盛り込まれた。


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