私たちが実行したこと

・カーブアウト(事業売却)

・収益性改善

クライアントは、年間売上高1兆円規模を誇るグローバル光学機器メーカーであり、世界各国に事業展開を行っている。対象事業は、かつて数千億円規模の売上を誇っていたが、代替製品の登場により数百億円規模まで縮小。収益性の低下が長年続いていた。

売上の減少に対して固定費が高止まりしており、拠点統廃合や人員削減などの構造改革が喫緊の課題となっていた。クライアントは、自主再生、事業撤退、事業売却など複数の選択肢を総合的に評価する必要があったため、事業撤退を得意とするアリックスパートナーズを起用。

クライアントはディールクローズとその条件である構造改革を完遂に向けてアリックスパートナーズをPMOのコアチームとして起用し、事業の収益性を改善に着手。撤退コストの算出を通じて、事業売却する方針を決定した。アリックスパートナーズは構造改革施策のリードと並行して、Day-1オペレーションの立上げ支援を実施した。

主要なアプローチは以下の通り:

  • 会議体・インフラの整備により、クライアントおよび複数アドバイザーを統合的にマネージ
  • 存続事業(RemainCo)の経営企画主導から新会社マネジメントへの推進体制の構築
  • 活動カテゴリーごとに責任者を明確化し、アクションプランを策定
  • Day-1チェックリストを作成し、全社レベルで活動を管理する体制を構築
  • グローバル進捗をモニタリングし、潜在リスクに対するバックアッププランを検討
  • 拠点統廃合、ビジネスモデル変革、新たなビジネスパートナーとの契約交渉を支援
  • 構造改革として、アリックスパートナーズ主導で拠点統廃合、ビジネスモデルの変革およびオペレーションの立ち上げをリード。それに伴う新たなビジネスパートナーとの契約交渉もサポート
  • CPチェックリストを法務アドバイザーが作成し、進捗を管理

 

主な成果として

  • DA(最終契約書)締結後からDay-1までの6カ月間で、主要チェックリスト項目の完了と構造改革を完遂し、新会社によるDay-1オペレーションを遅滞なく立ち上げ、ディールを成功裏にクローズ
  • 上記プロセスにおいて、以下を達成
    • ビジネスモデル・拠点:収益性の低い一部地域については、拠点を閉鎖し、新しいビジネスパートナーとともに、代理店活用モデルに移行
    • オペレーション: 分割会社からのTSA(移行サービス契約)、ベンダーからのBPO(業務プロセスの外部委託)を活用した新会社でのオペレーションを規定し、 Day1オペレーションを立上げ
    • 人員:構造改革前との比較において、グローバルで数十パーセント規模の人員を削減
    • 今後3年間で100億円超の全社横断的な構造改革施策を取りまとめ、アクションプラン化
  • 事業カーブアウトの成功により、クライアント企業の株式時価総額は約4,000億円上昇

6カ月

でカーブアウトの完遂

約4,000億円

株式時価総額が上昇


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